
- うつ病でみられやすい症状
- 抑うつ気分(朝が悪く夕方よくなるという日内変動あり)、悲哀感、不安感、いらいら、不眠や過眠、興味関心の低下、集中力低下、自責感、
- 自殺念慮(死にたいと思うこと)、反応が鈍い、倦怠感、疲れやすい、食欲低下、体重減少、性欲低下など
- うつ病になりやすい性格
- 執着気質(仕事熱心、凝り性、正直、几帳面、徹底的など)やメランコリー親和型(几帳面、心からの他者配慮、
- 勤勉、綿密など)が多いといわれています。
- 発病のきっかけ
- 何もない事も多いですが、状況の変化に弱いとされています。 転勤、転居、近親者との死別離別、結婚、昇進、
- 仕事の大きい負荷、などがきっかけになることがあります。
- うつ病の予防(うつ病にならないために気をつけてほしいこと)
- 1、明日でもいいことは明日にしましょう
- 2、目標の6割で満足
- 3、完璧主義はやめましょう
- 4、自分の趣味を持ちましょう
- 5、「他人がどうみるか」というよりは、「自分がどう思うか」を優先しましょう
- 6、仕事に休息のリズムを入れましょう
- 7、ボランティアなどで自分の役割を持ちましょう
- 8、頑張りすぎないようにしましょう
- 9、何でも話せる相談相手を持ちましょう
- うつ病の治療
- うつ病の治療で一番大切なのは心と身体の休息です。まずはしっかりと心と身体を休めることが治療においても重要です。
- 当院での治療は主に抗うつ薬という、うつ状態を治す薬の処方と、
- 患者様の悩みや不安をしっかりと聞く支持的精神療法を行います。抗うつ薬は一昔前までは副作用の強いものが多かったのですが、
- 最近は副作用の少ない薬が多くなりました。