社会不安障害(SAD)

 

  • 社会不安障害とは
    • 人前で話したり、食べたり、初対面の人に挨拶するのが恥ずかしいなど、人目を浴びる行動への不安や他人に悪い評価を受けることに強い苦痛を感じ、赤面したり、震えたり、口が渇いたりするなどの身体症状が現れる病気をいいます。また、このような状況を避けようとして学校や仕事に行けないなど、引きこもりがちになり、社会生活や日常生活に支障が出たり、人間関係がうまくいかなくなる場合があります。日本には推定で、約300万人以上の 社会不安障害(SAD)の患者様がいるといわれていて、決して特別な病気ではなく、かなり頻度の高い一般的な病気です。 社会不安障害(SAD)は内気や恥ずかしがり屋といった個人の性格の問題ではありません。
  • 社会不安障害での主な症状
    • 社交不安障害では、他人に悪い評価を受けることや、人の注目を浴びる行動への不安により、動悸や発汗、吐き気、ふるえなどの身体症状が現れます。
  • 社会不安障害の治療
    • 薬物療法や心理療法によって症状が改善することがあります。 以前、人前で困った状況のようにまたならないかという不安や恐怖のために、緊張が高ま り、症状が起こりやすくなるので、症状がある程度改善したら対応を考えていきます。